◆◆◆ 117 ★ クロッキーに行く ◆◆◆

2004.4.17

西日暮里の、太平洋美術会で行われている、毎週土曜日のクロッキーは大人気。

毎回1500円の激安で参加できるということもあり、クロッキーを継続したいという方が25-30人程度集まる。

来ている人は、三分の一位がプロで、あとは、日曜画家という感じかなあ。

アタシにとっては、家から近いのが有難い。

月一回だったスケッチを、月5回に増やしたアタシは、かなり描きまくっている。

去年、印刷屋のオヤジにお願いして手に入れた、巨大な紙200枚は、半分にカットして使われたのだが、全部無くなってしまう。

また頼まないとなあ。

そうして、紙はバリにいたときよりも、少し大きめなので、収納スペースに困るアタシ。

いいのを残して捨てた方がいいんだろうか?

最近は、比率がアンバランスながら、立ちポーズでも全身入れられるようになり、悲願達成というキモチでイッパイになる。(正確には、肘が切れている)

サクラクレパスは、クレヨンなんかと違って、物凄く伸びるので、大きい紙に、流れるように絵となってゆくのである。

画材というのは大切だなと思わされる。

もし、サクラクレパスに出会っていなければ、値段が5倍近くする外国製のクレヨンを使っていたかもしれなくて、コストがかかりすぎて、デッサンは継続できなかったかもしれない。

基本的には、黄色、ペールオレンジ、赤、青、ピンク程度しか色は使っていない。

もうそろそろ、小さい紙に描く練習もしたい。

この程度の色彩で裸婦が描ければ、小さく縮小して、水彩絵の具かなんかで書き直せば、売れるんじゃないかという人もいる。

ヌードの絵って、売れるのかなあ?

そりゃ、宮本三郎位に描ければ、欲しいという人もいるけどなあ。

もう少し、下積みを続けようと決意するアタシ。

キモチ的には、筆ペンで、線をシッカリと取って、水彩絵の具で彩色したい。

この絵などは、クッキリと見えるのだが、黄色いクレパスでアタリをつけてから、強い色で、輪郭を取るという方法をとっており、最終的なラインを作るまでには、何度か書き直している。

この人は特に、体のラインにメリハリがあったのと、このポーズが難しめだったというのもあるが、どのスケッチも、まあ、こんな感じなのである。

続けているうちに、もう少し上手くなるかもしれないしなぁ。

宮本三郎は、失敗しなかったんだろうか?

コンテとか使っているみたいだから、失敗した線は、消しながら描いたんだろうか?(推測だが、失敗は余りしなかったと思う)

ピカソは、サラサラ描いたんだと思う。

彼の素描は、どれも美しい。

モディリアーニは、同じ絵を何十枚も描いていた。

そうして、あの、単調化された、美しいラインを手に入れたのである。

あんなに美しいスケッチを、アタシは見たことが無い。

この方は、ムードのあるポーズを取るモデルさんで、こういうスケッチは、本の挿絵とか、イラストなんかに向いているかなと思う。

さりげない仕草というのは、ホントウに絵になって、ポーズというのは奥深い。

デッサンに慣れてくると、人間というのは、取れるポーズにバリエーションが少ないということに気づいてくる。

そうすると、どのモデルさんも、同じポーズばかりになり、描いている方は飽きてくる。

画家としては、今まで描いたことのないポーズを描いてみたい。

しかし、体操をやっていたとか、バレイをしているとかいうのでなければ、フツー人の場合、どのポーズももう、描いたことのあるポーズという風になる。

そうすると、結局、細かい手の動きとか、髪の毛をどう束ねるのかとか程度の差くらいしかなくて、それでも、短いポーズ取りの時間の中で、こういうムードを作り出せるモデルさんというのは、あまり多くない。

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