作品は、やっぱり、(男性同士の)性的な描写も多くて、

若い年齢でエイズで天国に召されたという人生。

ウォーホルやバスキアなんかと同じ有名ギャラリーで個展。

もうその時には死期も解っていたみたいで、ドラッグや同性愛者を黙殺しつづける政府に対する、反政治的な作品とか、ゲリラ的な作品や、コンドームを推奨するような、結構、直接性器を描くような作品も沢山あったからね。

やっぱ、下品だな。

という感想が先にきてしまう。

ポップなものもあるけど。ぶつぶつ、、、。

グッズコーナーで、天使の缶バッヂを買おうと思ったら、アルミの袋に入れられていて、中が見えないという売り場。何が出るか分からないという趣向(ガチャガチャ的)のため、却下。

ポストカードの類をどうするかも検討されたが、

この程度なら自分でも描けるなと思って、

購入は、別なショップで、全く関係ない品になってしまうという流れ。

買っても、下品すぎて、アタシの画室に掛けてある他の絵と折り合わないしな。

美意識というのは、やっぱ、信念だからね。

地下鉄からヒルズに昇る長いエスカレーターには、ゴジラvsマックの巨大ポスターがかかげられ、キースヘリングの絵よりよっぽどデカイなと思ったり、

この、ネズミみたいな食玩は、ポップで、キースヘリングより、よっぽど、現代アートだなと思ったり。

小さな雨模様だったけれども、大した混雑でもなく、寒すぎもせず、良い正月二日だった。