この美術館のことは知らなかった。

知人の個展のスペースと、常設展示のスペース。

ガレのコレクションは素晴らしい。

間近で、あんなに大きな作品をいくつも拝見できるなんて、ホクホク。

それから、中世頃から現代までの洋服の実物展示。

なんでも、元町にある服飾学校の先生が作っているらしい。

17世紀頃の、マリーアントワネットが着ていた感じのスタイルのドレスを、着用して、写真を撮影するサービスも併設（要予約）

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ミニュチュアのマネキンに、当時の服などの変遷を含めて展示されていて、どれも手がこんでいた。

昔のフリルが大量についた服は、作るの大変だからね。

アタシなんて、面倒ですべて割愛してしまうという世界。笑。

（アタシのワンピースは、布の幅や長さに対し、最低限のエネルギーで作れる範囲のやる気のない服なので）

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であるからして、この服飾学校の先生のフリルへの愛という事情について、深い理解ができるのである。

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それから、サンローランの豪華な毛皮服なんかのことを思い出して、

今は、動物愛護団体が反対するだろうと思ったり。

サンローランは、ゲイだったから、性格は、女みたいな部分も多く共存していて、やっぱ、女性服へのこだわりっていうのは、女性性が司るもんなんだろうと思ったり。

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それにしても、サンローランのパートナーが、ベルナール・ビュッフェの元恋人で、サンローランに乗り換えた話なんかがパネル解説してあって、気絶しそうになった。

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草間彌生先生が、コーネルとよく電話をしたり会ったりしていたけど、草間いわく、

「アタシは絵を描かなくちゃいけないから、彼とは離れた」

などと映画で語っていたのを思い出した。笑。

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コーネルって、あのコーネルだよ。

今、川村が結構沢山、彼の作品を集めている。

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ビュッへって、結構成功した画家の類だと思うけどね。

ビニール袋かぶって窒息自殺したという衝撃な最期。

苦しかっただろうなと思ったり。

自分だったら、ビニール袋を破ってしまうだろうと思ったりしたんだっけ。