しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

      

◆ 7039 ★ 読み直し ◆

2023.6.16.

山頭火の俳句、読み直しています。

二十年振り。

正確には、twitterで、紹介して、自分の句もつけているんだけどさ。

【れいろうとして水鳥はつるむ】

っていう俳句があってね、

水鳥はつるむ で、二羽いる。

れいろう というのは、澄み渡った川などに、金属のような音が遠くまで響くことを意味するんだよね。

そんでもって、それは、情愛のときの声なんじゃないかって、ハっとしたわけ。

山頭火は、坊さんだったからね、表立って(女性と関係を持った話を公表する)というのも、常識的にははばかられるでしょ。

その後も、笠にとんぼが止まって歩く

なんともね、ほのぼのとした情景だけれどもね。

もし、この「とんぼ」が女性のことだったら。

旅をしながら女性遍歴を綴った旅行記だとしたら。

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何てことだろう。

俳句の先生は、アタシに、「俳句とは、直接的な表現を避けて、感情を表現するものだ」

と教えてくださった。

自由律俳句で文庫本になっているのは、

山頭火と、放哉だけだからさ。

草木塔抄は、その中でも、自由律俳句の代表格の本。

凡庸な情景描写にとどまるはずがないんだよ。

まあ、最初に作ったのが、20年前だからね。

その後、二回目の書写というのをしたけどさ。

まだ30代前半だもんね。流石に、枯れた自身の心情を重ねて読み取るのは、ムリだったという、年齢的な経験値もある。

今、また読んで、気付くことがあったということは喜ばしい。

だとしても、この、エロエロ俳句翻訳をさ、どーするのよね。笑。

迦具夜にでもお願いするかな。

何といっても、男性解放運動のジャンヌダルクだからね。

元気にしているのかしらね。

     

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