しゃぼんだま あおいそら 
(ブログ by 芸術家 おじゃら りんご)

      

◆ 7034 ★ 飛躍 ◆

2023.5.31.

アタシが、最近、カウンセリングのスキルで、一番、飛躍があったなと思うことは、

【怒り】とか【攻撃】というのは、【精神不安からきている】という、一文を読んだことだったと思う。

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怒り、攻撃というのは、物凄く激しい行動なんだよね。

その、【激しい行動】を司るものが、【不安】なのだとしたら、怒りが激しい分だけ、不安も大きいわけじゃんか。

なので、今は、双璧性障害の人が暴れたりしているときには、「ああ、この人の精神不安が、物凄く大きくなっているんだ」

という理解ができるので、周囲は、【不安を解消してあげるという行動】をすればヨイワケなのよ。

解消できる問題なのであればの話だけれどもね。

それが、狂ってきてしまうと、もう、何でもかんでも不満になってしまって、あらゆることにブチ切れるようになっちゃうんだよね。

そうすると、こちらは、ああ、やばい症状に進んできたから、上司や家族に相談して、薬飲んでもらう方が良いかな。とかね、そういう行動に進めるワケ。

それ以外はね、踏み込めないもんね。

ジーっと見守り続けるしか無いよね。

アタシは、ドクタでも、カウンセラーでもないわけだしさ。(専門知識が深い事と、実生活での臨床経験が高いというだけである)

あとは、周りの人に理解を深めてもらう行動を、秘密裡に根回し、根回ししておくことだよね。

「怒りや攻撃」は「精神不安」という説明をすると、ほとんどの人が理解できて、双璧病障害についての理解が、一気に進むんだよね。

なので、このコラムを読んだ方も、悪口ばっかり言っている人とか、攻撃が激しい人などを見かけたときには、自分でも、まず、病気についての知識を深めて欲しい。

「攻撃」は、人生の中でも、物凄く辛い時間であることも、同時に知って欲しい。

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あと、私が良く書くのは、「自己肯定(自己確認行動)」が、「他否定」することで為されるという症状である。

(他否定により自己肯定が行われるという行動のこと)

【自分が認められているかどうか?】の確認のために、【他人を否定する】という行動である。

なので、悪口ばかり言っている=自分が優れていることの確認行動、

それは、潜在的には、「自分が認められているかどうかに対する【不安】」から来るものなのである。

なので、周囲にいるひとは、まあ、ある程度、その人を認めてあげることも必要なんだけれども、承認欲求というのは、底なしだからね。

ノウミソがハイな状態だと、承認欲求が高まって、それが、悪口を言って回るとか、常に、イライラして、何にでも不満を述べるなどの行動に繋がってくるということになる。

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カウンセラーの国分康孝先生は、

【まだ、精神病というのは、世に知られていない部分が多いから、どうか、病気の症状と思われる人がいたら、周りの人にも、病気や、病気の症状について、教えてあげて欲しい。】

と教えて下さった。

なので、私も、HPに書いて、感心の高い人が、もっと、知識を深めて下さり、多くの不安を抱える人が、自分の精神の状態と向き合えると良いと考えています。

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私は、國分先生に

【いくら、こちらが、「アナタは病気だから、病院に行った方がいいですよ」

と伝えたとしても、相手が、頑なに病気を受け入れなければ、攻撃は続きますし、今度は、こちらが攻撃を受けてしまいますよね」】

と質問しましたら、先生は、

【そこが、この病気の最大の問題なんだよ。患者さんは、自分が、世界で一番エライ、周りは全部バカ

と思っているからね、自分が病気だということは、何があっても受け入れないんだよ。

すぐに、良くなったと考えて、薬も勝手に辞めちゃうし。

だから、その間に、問題が大きくなったり、モメ事が深刻になったり、経済的な損失がでたりするんだ。

だから、こちらは、本人が、病気を受け入れるまで、粘り強く、通院とか、薬の服用などを皆で、見守らなければならないし、家族の支えも絶対に必要なんだ。】

とお答え下さった。

まあ、不適切な表現は、ご容赦ください。アタシ的な超訳も入っているかもしれませんが、物凄く、フランクな口調の講義でしたが、患者さんへの熱い思いは、ガッツリマスターさせて頂きました。

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ネットで、國分先生の記事をクロールしていたら、「カウンセラーは天然のほうが良い」っていう一文があって、

あ゛、それは、アタシのことだなと、ピンときました。笑。

まあ、病む人は、細かいことが気になる場合が多いですからね。

アタシぐらい、イロイロ気が付かない方が、きっといいのかもしれませんよね。

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もう一つ、國分先生からのアドヴァイス

おじゃらの質問【こちらが、病気の知識をいくら習得しても、患者さん本人は、自覚症状がなく、周囲を攻撃し続けると、弱い人が負けちゃって、不登校になったり、会社辞めたりしますよね。そういうときには、どう考えたらいいんですか?】

國分先生の答え

【まず、このようなときには、(学校をやめるとか、仕事を離職する、離婚などの)重要な決断を避けること。もし、イジメなどにあったときには、日記を書かせ、誰にいつ、何をされたのかを刻銘に記録させること。辛い時には、学校を移るなどしても良い。】

などと教えて頂きました。

 

次に、私は、【学校や職場を移動したとしても、イジメられる側の成長もなければ、また同じように、イジメられますよね】

先生は、【そうなんだよ。自分も、変わり、成長し、戦い、困難を、自力で乗り越えないとならないんだ】

と話してくださいました。

なかなかね、攻撃も、集団になると激しかったりしますしね。

優しい家庭で育ったりすると、ギリギリの家族と生きているような子供達と一緒になったときに、気おくれしたりするでしょうしね。

ある意味、学校という場所は、経済格差が物凄くあったとしても、一緒の箱で一定時間生活しなければならなくて、雑ですよね。

その経験(下町育ち)は、アタシ的には、生きていると思いますけれども、知らなくて良い経験もあったとも思います。

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結論は、

精神病の人たちも、苦しいんですよね。

攻撃も、イジメる方も、イジメを強要される方も、イジメられる方もみんな苦しいんです。

なので、その、激しい攻撃に、こちらが振り回されないようにしないとならないんです。

【気にしない】とか、【やり返す】ということも教えて頂きました。

【アナタの今の行動は、私はとても辛いです】と、相手に伝えることも一手だと。

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バイト先という職場にも、必ず、イロイロな症状の人たちがお金の為に集まっていて、アタシも、本当に毎日が勉強である。

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そうして、くだらない話でモメているようなときには、仲裁に入り、

「どの人も、一生懸命なだけだから、こちらも、腹を立てずに、相手の一生懸命さを否定しないようにしましょうね。」

 

「淋しい人だから、皆で、良くしてあげましょうね。」

という風に、みんなをまとめあげる。

アタシが、人間関係で、殺伐とした職場がキライだからね。

職業訓練校もそう。

先生方の話によると、どの生徒も、モメはじめて、授業が面倒なのだそう。

アタシのクラス(6名)は、特殊だという感想を述べて下さった。

モメた時間と、楽しく仲良くした時間というのは、本当に、心の中でのポジションが違うんだよね。

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頭の良い人の話

メモ アンガーマネジメント

【怒りが生まれてから、理性が働くのに6秒かかる。】

つまり、この、6秒を耐えれば、冷静になれる。この六秒は、何も言わずに黙って耐えるだけでいい。

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アタマの良い人は、怒りを感じても6秒耐えている。

相手の話を聞き、相手が何を考えているのかを考える。

そして、その話を整理し、短くまとめ、説明し直す。。

整理とは、相手の話から、必要な情報だけを取り出し、解りやすくまとめこと。

次は、相手のレベルに合わせて、解りやすく説明する。

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何か解る。

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物事を解りやすく説明することは、物事を深く理解すること。

理解が浅いと、上手く説明することができない。

アイシュタインは6歳児に理解できるように説明できなければダメだという。

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頭の良い人は、「話す前に相手が求めている結論を考える」

ビジネスの場合、まず、結論が大事。

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何の訓練も無しに、結論を最初に言えない。

「最初に、結論から言うと」という癖をつける。

結論をいう時に、相手が知りたいことを先に言う。

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頭の良い人は、

「事実と意見を区別して話す」

「語彙が抱負」

手持ちの言葉が多ければ多いほど、短い言葉で、相手に伝わる。

語彙を増やすには、読書をして、新しい言葉を増やしてゆく。ヤバイとかスゴイを利用しないで、他の表現を探す。

「褒められようとしない」

「他者は褒めつつ、自分は何でもありません」という態度で接する。

結局は、口ではなく、結果で示すのが、頭の良い人

褒めて相手の承認欲求を満たす。自分の承認欲求は出さない。

勉強になるー。笑。

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